CONCEPT

私たちが伝えたい事

日本最北の温泉郷と言われる豊富温泉。
世界でもとても珍しい油分を含んだ泉質をもち「奇跡の温泉」と言われています。

私たちは「この温泉を多くの方に知ってもらい、一人でも多くの方に湯治を体験していただきたい・・・」
そのような強い想いで、湯治の宿「ウカシイモシリ」を2019年春にオープンします。

豊富町と温泉を知ってほしい。

酪農が盛んで「豊富牛乳」が有名な豊富町。
ラムサール条約登録湿地であるサロベツ原野に広がる素晴らしい自然と、世界で豊富町とアゼルバイジャンにしかない油分を多く含んだ珍しい泉質の奇跡の温泉がとても有名です。

温泉は、高い保湿効果があり美肌の湯としても有名であるとともに、アトピーなどの皮膚疾患にとても効能が高く「アトピーの聖地」とも言われています。

平成29年7月には、豊富温泉ふれあいセンターが厚生労働省より「温泉利用型健康増進施設」に認定され、施設の利用料金や往復交通費について所得税の医療費控除を受けることができるようになりました。

現在では、アトピーや皮膚疾患でお悩みの方が湯治に訪れるだけではなく、豊富町に移住される方も増えています。

安心してゆっくりと湯治をしてほしい。

私たちの宿は、温泉治療 [ 湯治(とうじ) ] を目的として訪れるお客様のために、用意している寝具やマットは天然素材のものを使用しています。

また、通常の温泉ではなく治療目的の「湯治湯」はかなりの油分が含まれており、匂いや油が身体に残ります。

その事をお客様が気遣うことなく、安心して宿に宿泊していただけるように、シーツの交換や洗濯はお客様ご自身のタイミングでセレクトしていただけます。

また、施設運営の効率化により可能な限りコストを抑えることで、お客様にリーズナブルにかつ少しでも長く宿泊していただけるように工夫しています。

ロゴに込めた私たちの想い

「ウカスイモシリ」の名称の由来は?

宿の名称「ウカスイモシリ」は、「ウカスイ」と「モシリ」のアイヌ語を合わせた造語です。

ウカスイ → 助け合う
モシリ → 島・大地・国

上記の言葉を合わせる事で、湯治に訪れるお客様同士、そして私達がお互いに助け合える場 [ 宿 ]でありたいという想いをウカスイモシリという名称に込めています。

想いを込めたロゴはアイヌの文様から。

ロゴは代表的なアイヌの文様の「モレウ」と「シク」を組み合わせてできています。
「モレウ」の渦巻き模様は力やパワーを表し、模様についた棘は、外的や病気などから身を守るための「魔除け」の意味合いも。
モレウが重なった黄色い中心部分は、目の文様とされる「シク」。
これは星のように見える事から「星のように優しく見守る」という意味があるとされています。

4つのモレウの重なりは湯治を目的とされるお客様、その集まりの中心の「シク」は宿。

どんな時も皆様を暖かく見守り、お客様のパワーがみなぎる場所でありたいという想いをロゴに込めています。