奇跡の温泉、豊富温泉は「温泉利用型健康増進施設」に指定されています。
こんにちは。豊富温泉街に建設中の~湯治の宿~ウカスイモシリです。
皆さん、「温泉利用型健康増進施設」という言葉を聞いたことがありますか?
「温泉利用型健康増進施設」は厚生労働省が定める一定の基準を満たし、温泉を利用した健康づくりを図ることができる施設のことです。そして、この認定を受けた施設で温泉療養を行った場合、一定の要件はありますが、施設の利用料金や施設までの往復交通費について所得税の医療費控除を受けることができるんです・・・!
全国に21ヶ所の認定施設(平成29年10月25日現在)があり、なんと、なんと、我々豊富町の「豊富温泉ふれあいセンター」が北海道で唯一、この認定を受けています。
豊富温泉は大正15年に石油の採掘中、地下960mから高圧の天然ガスとともにお湯が噴出し開湯した温泉です。昭和2年ごろから温泉として利用されるようになり、現在の豊富温泉街ができあがっていきました。
豊富温泉のお湯は石油や天然ガスとともに湧出してくるため、油分を含んだお湯です。このようなお湯は世界でもこの豊富町とアゼルバイジャンの2ヶ所にしかないといわれています。この油分は、保温保湿効果が高いと言われ、また油分に含まれるタールが抗炎症作用を発揮し、乾癬(かんせん)やアトピーなどの皮膚疾患に効能が高く「奇跡の温泉」とまで言われている温泉なんです。
「温泉利用型健康増進施設」の制度を利用した湯治の方も増えている豊富町。そんな皆様のお役に少しでも立てるように。
我々ウカスイモシリはそんな想いで宿の準備を進めています。
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