糸~ウカスイモシリが織りなす布
オープンの余韻に浸っているような、いないような…。
そんな朝を迎えたオープン3日目。
多くの方からのご予約をいただき、これからの「出会い」に胸を躍らせています。
オープンを迎えるまでは、とにかく前に、前に進むしかない、振り返っている時間はない、そんな心境でしたが、
これから私たちができることは何なのか、何が使命なのか、今までの準備期間を振り返りながら考えていました。
きっと「そこ」に答えはなく、これからの一つ一つの「出会い」に答えがあるんだろうと。
私たちが創っていきたいウカスイモシリは、私たちだけで創るのではなく、ウカスイモシリを訪れるだろう、豊富温泉を訪れるだろう、これから出会うであろう方たちと共に創られていくのだろうと。
その「出会い」を紡いでいくことで、まだ見ぬ出会うだろう「どこか」の「誰か」の心が温まるかもしれない、何かのきっかけになるかもしれない、そう思うのです。
オープニングイベントで唄っていただいた「糸」。
歌詞の中に、「仕合わせ」という言葉があります。
唄を聞いているだけでは「幸せ」ともとれるこの言葉。
「仕合わせ」はめぐりあわせや運命という意味もあるそうです。
偶然のようで本当は定められた出会い。
出会うべくして引き寄せられた出会い。
この豊富温泉の地で、そんな「出会い」にかかわることができる「幸せ」。
「糸」の歌詞にある通り、この糸が何になるのか、心が弱くなることもあるかもしれない。
でも、その時に「どこか」で「誰か」が支えてくれている。
見える糸も、見えない糸も、きっとどこかで引き寄せられて繋がり、「布」を織りなす。
ウカスイモシリの大きな「布」は、これを読んでくれているだろうアナタと、そしていつか出会うだろうアナタと織られていく。
一生懸命に、でも焦らず、力まず。
肩に力を入れず、ホッと一息つきながら。
全ての出会いに感謝して。
まだまだ歩き始めたばかりのウカスイモシリですが、この気持ちをいつまでも忘れず歩んでいきたいと思います。
ウカスイモシリが豊富温泉に誕生したことも「仕合わせ」と想える日が来ることを信じて…。
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